農芸化学プログラム学位名称
(修士)農学
微生物と食の専門性を活用し持続可能な開発に貢献します。
生命化学に関する高度な専門知識を備え、製造業などにおける機能性物質開発や生命化学関連の問題解決に貢献できる人材を育成するために、農学としての応用微生物学と工学としての化学工学の異分野融合による教育研究の相乗効果を狙いつつ、それに加えて生物利用に関する微生物学、食品化学、生理学、生物有機化学などの高度な専門的知識や技術の修得を目的としています。
教育における
3つのポリシー
農芸化学プログラムの教育における3つのポリシーは、
右記PDFからご確認いただけます。
課題解決に必要な「イノベーション」を養成する
本プログラムの教育研究について
栃木県のものづくり、食料・農業・環境を基盤としながら、イノベーションの教育研究を行います。
育成する人材像
生命化学に関する高度な知識・技術を修得して、マクロとミクロの視点から取り組む実践的な能力を有し、持続可能な豊かな地域社会の創生に貢献できる人材
養成する能力
- 21世紀の農芸化学に関する諸問題を解決し、持続可能な豊かな地域社会の創生に貢献するために、生命化学や農学の高度な知識と技術
- 生物資源に広く関連した化合物の構造と反応性や、生物との関わりを中心とした機能性に関する知識や実験手法・技術、など
主な就職先一覧
(株)ヤクルト本社、東洋水産(株)、久光製薬(株)、富士フイルム和光純薬(株)、第一三共ケミカルファーマ(株)、持田製薬工場(株)、(株)ビー・エム・エル、 (株)亀田製菓、セメダイン(株)、あすか製薬(株)、(株) 同仁化学研究所、住商アグロインターナショナル(株)、JFEスチール(株)、(株)サカタのタネ、関東化学(株)、栄研化学(株)、赤城乳業(株)、ノボノルディスクファーマ(株)、東海漬物(株)、他
博士後期課程の進学案内
プログラム専門科目
各科目の詳細は、右記PDFからご確認いただけます。プログラム専門科目の概要はこちら
授業科目の名称 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|
フロンティア農芸化学 | 1前 | 2 |
生理活性物質化学 | 1前 | 2 |
栄養生理化学 | 2前 | 2 |
植物機能化学 | 1後 | 2 |
農芸化学特別演習 | 1~2通 | 4 |
農芸化学特別研究 | 1~2通 | 6 |
教員紹介
教授蕪山 由己人
- 教育研究分野
- 生物化学
- 研究内容
- 生物由来機能性成分の高度利用に関する研究
教授二瓶 賢一
- 教育研究分野
- 天然物有機化学
- 研究内容
- 天然有機化合物の構造決定、化学合成と機能性評価
教授橋本 啓
- 教育研究分野
- 食品化学
- 研究内容
- 調理・加工が食品の機能性に及ぼす影響に関する研究
教授羽生 直人
- 教育研究分野
- 生物高分子材料学
- 研究内容
- 生物高分子の機能開発とその利用
教授前田 勇
- 教育研究分野
- 応用微生物学
- 研究内容
- 微生物の諸機能の解析とそれらの応用研究
教授横田 信三
- 教育研究分野
- 森林化学
- 研究内容
- 樹病に関するプロテオミクス・メタボロミクス、木質系バイオマスの利用開発
准教授石栗 太
- 教育研究分野
- 木材材料学
- 研究内容
- 造林木の成長と材質、熱帯樹木の成長と材質、広葉樹あて材の組織構造と化学成分
准教授金野 尚武
- 教育研究分野
- 高分子材料化学
- 研究内容
- バイオマスの高度利用に関する研究
准教授謝 肖男
- 教育研究分野
- 天然物化学
- 研究内容
- 生理活性物質の単離・構造解析および質量分析に関する研究
准教授豊島 由香
- 教育研究分野
- 栄養生化学
- 研究内容
- 栄養状態に応答したホルモン活性や物質代謝の調節に関する研究
准教授水重 貴文
- 教育研究分野
- 生物機能化学
- 研究内容
- 機能性食品成分の生理作用に関する研究
講師山田 潔
- 教育研究分野
- 食品免疫学
- 研究内容
- 免疫系の機能を制御する食品成分に関する研究
助教佐藤 元映
- 教育研究分野
- 動物飼料学・動物微生物学
- 研究内容
- 反芻家畜の飼料とルーメン微生物に関する研究