［在学生の皆さんへ］夏季休業期間中の学生生活について（注意喚起）

 本学は、8月5日（土）～9月30日（土）まで夏季休業となっています。夏季休業中は有意義に過ごすために様々な活動に積極的に取り組んでいただきたいと思います。しかし、開放感から気が緩み、思いがけないトラブルに巻き込まれる可能性があります。そのようなことを鑑み、学生のみなさんに気をつけてもらいたい事項について下記の通り注意喚起いたしますので、自分自身を守るとともに、宇都宮大学学生としての自覚と責任ある行動に努めてください。

１．旅行等に関すること
 夏季休業中は行楽地や観光地に行く機会が増えますが、訪問先には生活している人がいることを忘れないようにしてください。また、アウトドア活動等には、必ず守らなければならないルールや事前に把握しておくべきマナーがあります。利用する施設やそれぞれの場所で定められたルールは必ず守るようにしてください。また、行き帰りの道中も交通事故等に十分気を付けて移動してください。事故が起きると学業に支障が出るばかりでなく、本人や家族にとっても精神的・経済的に多大な負担が生じます。被害者・加害者にならないためにも、交通ルール、マナーは必ず守ってください。
 海外旅行に行く場合は、必ず「海外渡航届」を提出してください 。また、外務省「海外安全ホームページ」などで現地の安全情報を確認してください。国や地域によって新型コロナウイルス感染症に対する対応は違いますので、確認をするようにしてください。なお、海外に持ち込めない、日本に持ち帰れない物品や食品等がありますので十分注意してください。
【参考】
○海外渡航届
○外務省「海外安全ホームページ」

２．健康に関すること
 連日、暑い日が続いています。熱中症予防策として、のどが渇いていなくても小まめに水分補給すること、エアコンや扇風機を適切に使用すること、帽子や日傘を着用すること、暑いときは無理をしないことなどを心がけてください。
 新型コロナウイルス感染症が増加傾向にあります。体がだるい、熱がある、のどに違和感があるなど、いつもと体調が異なる時は外出を控え、受診してください。

３．怪しい勧誘に関すること
 カルト団体は正体を隠し、ゴスペル等の音楽活動やスポーツ、自己啓発セミナー、ボランティア活動への勧誘を装って近づき、カルト団体の活動に取り込んでいきます。また、SNS等の利用を通じていわゆる「闇バイト」に応募した若者が、強盗や特殊詐欺等に加担して逮捕されるという事案が増えています。具体的な仕事の内容が書かれておらず甘い言葉が並ぶ投稿は、「犯罪かもしれない」と疑い、アカウント等、個人情報を不用意に教えないでください。

４．SNS上のトラブルに関すること
 一度投稿した情報は全世界に広まります。投稿した発言や写真、動画は転送やコピーされ拡散する可能性があります。個人情報は慎重に取扱うように十分注意してください。また、他人を誹謗中傷することはしないでください。たとえ匿名の投稿であっても個人を特定することは可能です。人を傷つける投稿はやめましょう。

５．飲酒に関すること
 飲酒するにあたっては、次のことに注意してください
・20歳未満の者は飲酒をしないこと
・20歳未満の者に飲酒をさせないこと
・イッキ飲み等の無理な飲酒を強要しないこと

 成人年齢は18歳に引き下げられましたが、飲酒は20歳からです。20歳未満の方は勧められても、キッパリ断りましょう。また、20歳未満の方に飲酒をさせないのは勿論のこと、させている人を見たら止めましょう。
 急性アルコール中毒は「イッキ飲み」のように大量のアルコールを短時間に飲むとおき、時には死に至ることもあります。飲酒の強要により、事故等が発生した場合は刑事的責任や民事的責任が発生することもあります。決して、その場の雰囲気で「飲む」「飲ませる」ことはしないでください。

６．その他
違法薬物の使用に関すること
令和5年度学生生活講習会Web版 第3回 薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」を読んで十分知識をつけ、違法薬物は絶対使用しないでください。