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本学が開発したお米「ゆうだい21」が茨城県の米の極み頂上コンテストで上位を独占しました
茨城県主催の「米の極み頂上コンテスト」において、本学が開発したお米「ゆうだい21」が、1,2,3位を独占しました。
「米の極み頂上コンテスト」は、茨城県産米のなかの良食味米を決めるもので、12月15日に開催された最終審査では、1次審査および2次審査を通過したお米6点を精米・炊飯し、審査員による食味官能評価により順位を決定しました。
最終審査・表彰式には、「ゆうだい21」が4点残っていたこともあり、本学から吉澤史昭 理事(学務・社会共創担当)、髙橋行継 農学部教授、森嶋規仁 農学部附属農場コーディネーターが出席しました。
なお、今回の「米の極み頂上コンテスト」は、コシヒカリ94点、ゆうだい21とにじのきらめきが各4点、ミルキークイーンが2点、その他4点の計8品種から108点の応募がありました。ゆうだい21で応募した生産者は、全員が最終審査に残ったこととなります。
【関連リンク】
米の極み頂上コンテスト概要(茨城県HP)
◎宇都宮大学オリジナル水稲品種「ゆうだい21」について◎
「ゆうだい21」は、1990年に附属農場のハイブリッドライス試験水田で見つかった突然変異株を元に育成され、2010年1月に品種登録されました。品種名は「雄大」な稲の姿、宇都宮大学の愛称「うだい」から命名されました。品種の外観上の特徴は草丈が長く、穂も大きい点です。また最大の特徴である独特の粘りがある食味は、コシヒカリと同等以上の評価を受けています。冷めたり電子レンジで再加熱した際にも優れた食味が失われにくい特性は、国内大手米卸業者から高く評価され、コンビニエンストアのおにぎりやチルド米飯にも使用されています。附属農場では「ゆうだい21」の普及に向けて、栽培に関するサポートも行なっています。
〇農学部附属農場ホームページはこちらから
また、ゆうだい21は、数々の米・食味分析鑑定コンクールにおいて、金賞を受賞しています。
現在はスーパーマーケットや農産物直売所等でも販売されています。
本学附属農場で生産したゆうだい21は、ミニストップ宇都宮大学店、ミニストップ宇都宮大学陽東キャンパス店、宇都宮大学消費生活協同組合において、宇大ブランド「うぶ」として販売をしています。販売は不定期のため、入荷の情報は附属農場のTwitter(@uufarm) からご確認ください。