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[イベント]第98回C-Bioセミナーを開催します(1/31)
第98回C-Bioセミナー
持続的な生産や新規な澱粉の構築を目指したキャッサバ分子育種研究
キャッサバ(学名:Manihot esculenta Crantz.)は貯蔵器官として、塊根(根のイモ)を形成して、澱粉(デンプン)を蓄積します。熱帯・亜熱帯地域で広く栽培され、東南アジアでは澱粉産業を中心に地域経済を大きく担っています。昨今、気候変動適応策の観点からも注目されつつあります。一方で、キャッサバゲノムの高いヘテロ接合性は育種の障害にもなっています。私は気候変動下での持続的な生産や新たな澱粉市場の構築を目指して、育種の効率化と迅速化に向けた技術開発を進めながら、どのように塊根が形成されているのか、その分子機構の解明を目指しています。また、新規な性質をもつキャッサバ澱粉の作成を試みています。本講演ではこれまでに講演者が携わったこれら研究について紹介します。
講演者:内海好規 博士(理化学研究所 環境資源科学研究センター)
【日 時】2023年1月31日(火) 8時40分~10時10分
【場 所】オンライン
【申込フォーム】
2023年1月31日:C-Bioセミナー参加申し込み - Google フォーム
*申込期限:1月23日(月) 15時
【問合せ】
宇都宮大学 バイオサイエンス教育研究センター
Mail:c-bio※cc.utsunomiya-u.ac.jp
(※を@に置き換えてください。)
植物分子農学研究部門HP