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[プレスリリース]世界初 無菌メダカの作出に成功!メダカ免疫システムの正常な機能には腸内細菌と腸の相互作用が必要であることを発見

 近年、私たちの健康維持における「腸活」の重要性が謳われており、様々な種類の腸内細菌やそれらのバランスが免疫力の維持に関わることが明らかになっています。腸内細菌が正常な免疫機能の維持に関与していることは魚類でも予想されていましたが、実際に検証するには体内に腸内細菌が存在しない「無菌メダカ」を作出しなければならないという壁がありました。このような背景の中、宇都宮大学地域創生科学研究科博士前期課程1年の坂口ひよりさん(栃木県立大田原女子高等学校卒)とバイオサイエンス教育研究センターの岩波礼将特任准教授を中心とした研究グループは、無菌状態でメダカ幼魚を育てることに世界で初めて成功し、腸内細菌が腸管の発達と免疫システムの正常な機能に必要であることを証明しました。
 本研究成果は9月12日付で国際学術誌Frontiers in Immunologyに掲載されました(オンライン版)。



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【お問い合わせ】
バイオサイエンス教育研究センター
教授 松田勝
特任准教授 岩波礼将
TEL:028-649-5527 FAX:028-649-8651
MAIL:matsuda※cc.utsunomiya-u.ac.jp
(※を半角@に変更してください。)

【関連リンク】
研究者総覧 松田勝 教授
バイオサイエンス教育研究センター