共同教育学部
より高度な教員養成へ
学部の教育・研究方針
教員の資質能力向上への高まる要請に応えるため、2020年に群馬大学との「共同教育学部」を新設しました。これまで両大学が地域で培ってきた実績をもとに、これからの新しい教育を見据えたカリキュラムの大幅な改革を進め、より高度な教員養成教育を実現します。
共同教育学部では、両大学の教員が実施する幅広く深い内容の授業を、双方向遠隔メディアシステムを用いて受けることができます。メディア授業等を通して大学の枠を越えた学生間の交流を促進し、より深い学びを実現しています。一方で、それぞれの大学では、それぞれの地域に根ざした教員養成学部としてもより進化を目指します。子供たちに寄り添い、子供たちの成長を支えることのできる教師、また、学び成長し続けることができる教師を地域の学校に送り出せるよう、地域社会の教育を支える役割を果たしていきたいと考えています。
教育や活動の特色
- 1.分野混合クラスでの担任指導体制
- 共同教育学部では分野混合のクラス編成を行います。各クラスには指導教員が付き、4年間を通して学生の指導に当たります。クラスごとに授業を受けたり、クラス独自の課外活動を行ったりしています。異なる専門性を目指す学生が、様々な学修・活動を通して互いに切磋琢磨しながら人間関係を築く中で、これからの時代に求められる協働力やチーム対応力などを培います。
- 2.充実した教育実践カリキュラム
- 4年間を通じて教員としての資質を身に付けるために、各学年に教育実践科目を配置しています。まず1年次に教職に対する動機付けを行い、それを踏まえて2年次には比較的長期に渡って教育現場を体験し、3-4年次に本格的な教育実習を行います。このように、教職に対する理解を段階的に深められるよう工夫されたカリキュラムを通して、未来の教師を育てます。
- 3.きめ細やかな教員就職支援
- 学部独自の就職支援室を設置しており、教職経験のある常駐の支援員がきめ細やかなサポートを行っています。また、共同教育学部同窓会や就職支援委員会が中心になって、教員採用試験対策セミナーを開催しています。一次試験(主に筆記試験)対策をはじめとして、個人面接や論作文等の二次試験対策も充実させており、採用試験合格を強力にサポートしています。