学長ティータイム

令和6年度

第1回宇大ラーニングサポーター
-宇大生の宇大生による宇大生のための支援を行う学生-
令和6年7月19日(金)

 令和6年度第1回学長ティータイムは、宇大ラーニングサポーターとして活動を行う4名の学生と、担当の石井和也教員も同席して行いました。
 学生たちは宇大ラーニングサポーターの活動報告と、企画のねらい、課題について説明を行いました。
 活動内容としては、履修相談会に延べ827名の学生が参加したこと、文理複眼の視点で全学部・全学年を対象に企画した「学問のまど」には、ねらいどおり様々な学部から参加があったこと、学生の要望に応えて開催したレポートの書き方やメールの書き方、WordやExcel等のPCの使い方講座など、学生に必要なスキルを向上させるための多様なセミナーを企画・実施して学修面でのサポートを行っていること等が紹介されました。今年度は友人や先輩の紹介でイベントに参加した学生が増えたという学生の説明に対し、池田学長は学生たちの継続的な活動を労いました。
 今後の活動の課題としては、5月になると参加学生が減少すること、陽東キャンパス所属の学生参加が少なく、真にサポートが必要な学生に対する企画立案ができているか悩んでいること、ラーニングコモンズのバリアフリー化が必要であること等が挙げられました。池田学長は学生たちの説明に熱心に耳を傾け、課題の一つ一つに対する見解と今後の対応についての意向を示すとともに、「壁にぶつかった時は、一人にならず(一人にせず)、仲間と意見を交わして正しい道を探り、支え合って取り組んで欲しい」と思いを伝えました。
 それからも話題は尽きることなく、終始和やかなうちに学長ティータイムは終了しました。



令和5年度

第3回UU3Sプロジェクトリフィルうつのみやチーム
令和6年1月26日(金)

 今回の学長ティータイムは、SDGsや脱炭素社会化に向けて様々な活動を行っているUU3Sプロジェクトリフィルうつのみやチームの学生9名です。指導教員である国際学部の髙橋若菜教授も同席しました。
 このチームの学生達は、昨年学長の元を訪れて活動報告を行った際、キャンパス内のペットボトル削減のために、誰もが安心安全な飲料水にアクセスできる給水スタンドの設置を提案しました。学長が学内担当者と検討し、令和5年4月に峰キャンパス4号館1Fのグローバルコモンズプラスに給水スタンド1台を設置しました。
 今回の訪問は、給水スタンド設置のお礼と新たに増設をお願いするためでしたが、学長から新年度に向けて峰と陽東の両キャンパスに給水スタンドが増設されることが明かされると、学生からは喜びの声が上がりました。
 続いて学生たちの活動報告が行われました。7月に映画『プラスティックの海』の上映会を開催し、今度は那須塩原市と連携して上映すること。留学経験のある学生から留学先と日本の取組みの差があること。また、給水スポットやリフィル行動を推進するリフィルジャパンが主催するサミットが2月に広島で開催されるので、学生2名が参加し、本学の給水スタンドなどについて紹介したいとの報告がありました。池田学長から、他の団体や地域で実施している好事例を多く学び、自分達の環境にどう取り込めるかを考えて欲しいとの言葉を受け、学生たちは大きく頷いていました。
 その他、給水スタンドに関連した「純水」の話では池田学長による化学のミニ講座や大学を取り巻く経済事情の話など話題は多岐に渡り、終始和やかなうちに学長ティータイムは終了しました。


第2回宇都宮大学軟式野球部
-課外活動で成果を残した学生-
令和5年9月11日(月)

 令和5年度第2回学長ティータイムは春季北関東大学軟式野球2部リーグで優勝し、秋季大会から1部リーグに昇格した宇都宮大学軟式野球部に所属している地域デザイン科学部3年生3名と工学部3年生1名の計4名の学生と行いました。また、本年度から軟式野球部の顧問で学長特別補佐の大森玲子先生も同席しました。
 学長室への訪問で緊張状態の学生たち。池田学長は、「学長ティータイムという名称なので紅茶をお出ししたのですが、飲めない人はいますか?私はどちらかというとコーヒーが好みです。」と笑いをとり、場の緊張を和らげました。
 緊張がほぐれたところで、学生の自己紹介と2部リーグの優勝報告が行われました。池田学長から活動について質問された学生は、「練習・試合ともに部員が任意で参加していて、試合は当日参加したメンバーからスターティングメンバーを決めています。集まったメンバーは野球が大好きで、士気が常に高く、勝ちたいという強い思いを持っています。」と回答しました。
 池田学長は、成果について賞賛の言葉をかけました。また、勝ちにこだわりチーム全体で勝利至上主義をとる考え方がある一方、昨今の多様性社会の中で、個人を大切にするやり方で成果を出したことについて高く評価しました。
 終盤には、学生と池田学長が大森先生に対して野球の基本的なルールを講義する場面もあり、笑いの絶えない学長ティータイムとなりました。


第1回宇大ラーニングサポーター
-宇大生の宇大生による宇大生のための支援を行う学生-
令和5年6月30日(金)

 令和5年度第1回学長ティータイムは宇大ラーニングサポーターとして活動を行う4名の学生(国際学部2年生2名、共同教育学部4年生2名)と行いました。担当教員である石井和也先生も同席しました。
 学長室への入室で興奮と緊張状態の学生たち。学生の自己紹介の後、池田学長は目の前にだされた紅茶に手を付けられずにいる学生たちに対して、柔和な表情で紅茶を勧めました。
 緊張がほぐれたところで、資料に基づいて宇大ラーニングサポーターの説明が行われました。宇大ラーニングサポーターは宇都宮大学の正式な組織の一つであること。その目的は、宇大生の宇大生による宇大生のための学生サポート組織であること。活動内容として、新入生ガイダンスで本組織の周知を行ったこと、4月に新入生相談会を行ったこと、授業紹介イベントや学生団体を紹介していること、学修面での困り事についてサポート活動を行っていること等が紹介されました。また、今後の活動の課題として、ラーニングサポーターを認識していない学生が多く、どのように周知していくかという課題をかかえていることが説明されました。
 池田学長は、宇大ラーニングサポーターのような取り組みは本学初の取り組みであると述べ、パイオニアである学生達を労いました。続いて、周知の課題については、宇都宮大学では教職学協働を掲げているため、本件も教員、職員、学生の協働によって行っていきたいと説明しました。
 その後も今後の活動について池田学長は耳を傾け、瞬く間に学長ティータイムは終了となりました。


令和4年度

第2回宇大の休憩場所について提案のある学生
令和4年7月6日(木)

 令和4年度第2回学長ティータイムは本学基盤教育科目「宇大を学ぶ~たかがパンキョウされどパンキョウ~」で大学構内の休憩場所についてフィールドワークを行い、その改善を提案する学生たち(農学部2名及び共同教育学部1名の1年生)と行われました。授業担当教員である石井和也先生と教職学協働担当福井学長特別補佐も同席しました。
 まだ入学してから約3ヶ月の1年生。「池田学長は大学のどこにいるのだろうか」、「学長とはどんな話をすれば良いのだろう」と不安を抱きながら学長室へと移動。しかし学生たちが入室すると、プレゼンの準備を学長自ら手伝い、その気さくな対応から不安が解消されていきました。
 自己紹介をした後、学生たちは「学生が気軽に飲食できること」、「屋外で屋根のある場所を求めていること」等を資料を基に紹介し、大学の休憩場所の現状は学生が求めているものに合致していなことを説明しました。また、飲食できる施設等については、学内にはコンビニと生協しかなく、特に峰キャンパス周辺は飲食店が少ないため、キッチンカーを学生主体で運営したいとの提案も出されました。
 池田学長からは、コロナ以前の休憩場所の説明があり、ウィズコロナの現状で元に戻すことはまだ難しいが、今後研究室配属前の1~2年生の休憩場所を中心に検討していきたいこと、現在整備計画されているヒストリカルゾーンについて休憩場所の整備を検討していきたいと回答しました。
 その後も池田学長は、学生の目標であるキッチンカー実現に向けての質問に対して真摯に回答し、あっという間に2時間半が過ぎ去りました。


学長と学生たち1
学長

第1回SDGsの実践的活動を行う学生
令和4年6月24日(金)

 令和4年度第1回学長ティータイムはSDGsの実践的活動を行う国際学部髙橋若菜研究室の学生7名(大学院生2名と国際学部学生5名)と行われました。指導教員の髙橋先生及び教職学協働担当福井学長特別補佐も同席されました。
 はじめての学長室来室で歓喜と不慣れな面持ちで席に着く学生。池田学長は、学長ティータイムの趣旨や歴史を簡単に説明され、また、学生らに振る舞われたコーヒーに使用される粉状のミルクには動物性と植物性があるとの定番の小ネタからビーガンやベジタリアンの話しにつなげ、学生を場に慣れさせました。
 さて、落ち着いたところで学生の自己紹介、その後資料に基づき「UU3Sプロジェクト(Utsunomiya University Students, SDGs, Solution プロジェクト)」の再生エネルギー教育、SDGs映画上映会そして里山保全といったこれまでの活動について、国際学部らしく留学生も含むメンバーから、髙橋先生の助言も含めて説明が行われました。
 池田学長からは、SDGsや環境問題の解決に向けては、理想として100%を目指すべき活動だが、そのためにも1つ1つ積み上げていくことが大切であるため、継続して頑張って欲しいこと、また、大学全体でもゼロカーボンに向けてできるところから進める努力をしていくこと、などが伝えられました。
 予定時刻まで目一杯学生からの提案等に池田学長は耳を傾けられ、あっという間に学長ティータイムは終了となりました。

学長と学生たち1
学長
学長と学生たち2

令和3年度

第2回LGBTQsの啓発活動に取り組む学生
令和3年12月23日(木)

 令和3年度第2回学長ティータイムはLGBTQsの啓発活動を行う学生3名と行われました。またテーマと関わりの深い松金副学長及び川面教員も同席されました。
 緊張した面持ちで席に着く学生。池田学長はすかさず、目の前に出されていたコーヒー用ミルクの中で唯一「乳製品」である商品について化学者らしい話題を提供し、学生たちを笑わせて緊張をほぐしました。
 緊張がほぐれたところで、学生が用意した資料によりこれまでの活動内容を報告。そして大学に対して提案がなされました。
 その後も活動に関する悩みや質問に池田学長は真摯に受け答えされ、終始和やかな学長ティータイムとなりました。




学長と学生たち2
学長と学生たち

第1回SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む学生
令和3年11月24日(水)

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、学長ティータイムは休止しておりましたが、この度、再開することになりました。
 池田学長としては就任後初めての再開1回目は、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む学生2名( 地域デザイン科学部4年生、農学部3年生)が「本学のSDGsの取り組みやアフター2030」について学長のお話を伺いたいとのことで申し込まれました。また今回のテーマと関わりのある松金副学長も同席されました。
 池田学長は、本学におけるSDGsの取り組みや、課題解決のための視点として本学の教育目標である「文理複眼」といったアプローチを紹介し、またアフター2030については「安心・安全な世界」の形成という永遠の課題であると説明されました。
 コロナ禍でアクリル板越しの対談となりましたが、話題が尽きず、予定時間を大幅に超えた学長ティータイムとなりました。




学長と学生たち
学長と学生たち2
学長と学生たち

令和2年度

第8回国際学部1年生
令和2年12月17日(木)

 今回の学長ティータイムは、国際学部の1年生4名です。
 席に座るやいなや、用意された紅茶とお菓子に歓声を挙げる学生達。にわか観光大使になった学長が、宇都宮市は紅茶の消費量が全国トップクラスで、「紅茶の街」をアピールしていることを説明すると、学生達は意外な事実に驚いておりました。
 場が和やかになったところで、学長がオンライン(オンデマンド)授業について尋ねると、学生達からは、好きな時に受講できる点を評価しつつも、教科書や資料が表示されるだけで教員の姿が見えない授業は集中力が途切れる、ディスカッションでは他の人の反応が分からず不安になる、友達が出来づらい、などの意見がありました。学長は、学生の話一つ一つに耳を傾けていました。
 留学を希望している学生から今後の予定について質問があると、学長から、先行きが見えない現況では見通しを立てることは難しい、と説明がありました。コロナの先行きは不透明ですが、学長から、異文化を理解しようとすることは日本にいても可能であり、オンラインでも留学は出来るのではないか?重要なのはその「姿勢」ではないか?と、問いかけられた学生達。「何のために留学をするのか」という本質を問う学長の投げ掛けに、学生達は留学に対する考えを新たにしたようでした。
 学生から趣味を聞かれ、「旅行」と答えた学長。40を超える国・地域を旅したそうですが、旅先では、必ずその街の目抜き通りに行くそうです。行き交う人を観察し、時間があれば市場や美術館・博物館にも行くそうですが、そうすることで、その国・地域の国民性や文化、経済状況を理解することができ、その国の人々をどう支援できるかを考えるのが好きだそうです。人が好きだから人の為になることを考える、「人」も趣味かな、と学長は笑って付け加えられました。
 最後に、学長から、「夢は絶対に持って欲しい。100%叶わなくても近くには行ける。何もしなければ近くに行くことも出来ないから、夢に向かって前向きに進んで欲しい」という言葉で、学長ティータイムは終了しました。



学長と学生たち
学長と学生たち2

第7回「先輩に学ぶ」・「宇大を学ぶ」受講生
令和2年12月1日(火)

 今回の学長ティータイムは、基盤教育科目「先輩に学ぶ」及び「宇大を学ぶ」の受講生8名で、対面とzoomによる参加というハイブリッドな回となりました。
 例年、「先輩に学ぶ」では学長が講義を行うのですが、今年度は実施していないこともあり、まずは、「先輩」である学長のミニ講義からスタートしました。自然溢れる地域で育ち、「人」が好きだったので、人と自然に関わる仕事がしたいと思ったこと。高校生の頃に知ったプレート理論に衝撃を受け、地球への興味を抱いたこと。大学に入学したものの1年生の後期から1年間大学へ行かずに留年したこと。大学院修了後、意気揚々と大学に就職したが、理論と現実の乖離に悩んだこと。紆余曲折を経て、「問題は研究室で起きているのではない!現場で起きているんだ!」と、日本国内、世界各国・地域の現場を見て回ったこと。人間・学長の話に、学生達は興味津々に聴き入っていました。学生達からは、「成功者と思っていたのに挫折を経験していて親近感が湧いた」「迷うこともあるが、やってみることが大切だと思った」「夢を実現した人は迷うことがないというイメージだったが、迷わない人はいないんだと思った」等々の感想があり、遠い存在だった学長を身近に感じたようでした。学長は、人生に迷わない人はいない、若いうちは大いに悩めばいい。ただし、歩き続けること、立ち止まってしまえば何も変化しない、と話すと学生達は大きく頷いていました。
 その後、授業の一環として学長へのインタビューを実施。会話は弾み、インタビューの合間には悩み相談も。ある学生から、人と会うのが好きなのにコロナで会うことができない、一人は落ち着かないがどうしたらいいか?と相談され、学長は、時間を有効に使って読書をしてはどうか、と提案。文字を読むことは自分を深めることにもなり、人と会えるようになった際に読んだ本の話をすることもできる、と勧められました。学長も大学に行かなかった1年間は乱読していたとのこと。それは糧になっていると話されました。
 学生からは、次々と質問や相談を寄せられ、学長は一つ一つ丁寧に答えられました。質問は尽きぬようでしたが時間となり、名残を惜しみつつ、学長ティータイムは終了しました。



学長と学生たち
学長と学生たち2
学長と学生たち3

第6回バーチャル宇都宮大学制作・運営チーム
令和2年11月26日(木)

 今回の学長ティータイムは、バーチャル宇都宮大学制作・運営チームの3人です。
 バーチャル宇都宮大学とは、写真を基に合成ソフトや3DCADを使用して仮想空間に宇都宮大学を創り出すプロジェクトで、新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、新入生や在学生、また、入学を考えている高校生の新たな交流の場にしようと企画したそうです。
 モニターでバーチャル宇大を見ながら学生達の説明を聞きます。バーチャル大学の試みは他大学でも行っているそうですが、キャンパス全体を作成している大学は少ないそうです。学生達が自慢するだけあり、バーチャル宇大はかなりの出来映え。アバターである宇~太が構内を自由に動きます。情報が表示されている所では、クリックすれば、詳細な情報が表れたり、動画が流れたりします。また、ワープをして別な場所に移動することも出来ますし、ジャンプをすれば上空からキャンパスを俯瞰して見ることも出来ます。巨大な宇~太が出現するというお茶目な仕掛けもあります。10月に開いたお披露目会には、卒業生や高校生が来場し、好評を博したそうです。12月にも「バーチャル宇大キャンパスツアー」を開催する予定で、多く高校生に来場して欲しいと、学生達は話していました。学長も、バーチャル宇都宮大学に大きな可能性を感じたようです。多くの高校生に見てもらいたいと、大学HP「受験生応援サイト」にリンクすることを即決。プロの業者が作成したものではなく、現役学生が楽しみながら作ったということは高校生にとっても興味深いはず、と話されていました。そして、今年度限りのプロジェクトではなく、継続的にバーチャル宇都宮大学を運営して欲しいと要望すると、学生達も、学長の期待に応えるべく、継続して運営できるよう努めると約束してくれました。バーチャル宇大はまだ進化の途中。動きがある物やゲーム性の機能を追加するなど、さらに充実させたいと学生達が話すと、学長からも次々とアイディアが・・・。学長提案のアイディアは、ユニークで魅力的な仕掛けばかりですが、ネタバレになってしまうので、ここでは紹介いたしません。バーチャル宇大の新機能として紹介されるまで、お待ちください。
 話は尽きませんが、時間となり、学長ティータイムは終了いたしました。

受験生応援サイト



第5回つぶつぶ大学放送部
令和2年11月24日(火)

 今回の学長ティータイムは、宇都宮のコミュニティFM「ミヤラジ」の「つぶつぶ大学放送部」(水曜日18:00~19:00)に出演している学生3人です。
「つぶつぶ大学放送部」は、宇大生5人、他大学生2人の計7人で運営しており、大学生の視点から宇都宮のことを語る番組で、取材もパーソナリティーもこなしているそうです。
 学長から、「番組作りで大変なことは?」と尋ねられ、ある学生はネタ探しが大変と回答。いつもとは違う道を歩いてみるなど、常にアンテナを張るよう心がけているそうです。また、パーソナリティー1年目の学生は、進行表を作成してはいるものの、生番組のためになかなか思いどおりにいかず、司会進行が難しいと答えました。学生達は、番組作成の苦労はあるものの若者が宇都宮のことを話すことで、聴取者の方が楽しんでもらえればいい、と話してくれました。実は、今日訪れた3人は栃木県外の出身。県外出身だからこそ気づく問題や魅力があるのでしょう。学長からは、肩肘張らずに、自分達も楽しみながら地域を盛り上げて欲しい、との言葉ありました。
 話題は授業のことに。学生からは、他学科との合同授業や基盤教育の授業を受けて、視野が広がったとのこと。物事の関連性に気付いたり、興味の対象が広がったそうです。学長が、色々なことを学び複眼的な視野を養うことは将来の役に立つ、横道に逸れることも視野を広げることになると話すと、学生達は頷いておりました。複眼的な視野を持つことは、パーソナリティーを努める上でもきっと役に立つことでしょう。
 終盤、大学への要望を聞かれた学生達。パソコンが使える図書館の自習室のような場所がもっと欲しいとの要望に、学長から、Wi-Fi環境を整備する計画について説明がありました。
 最後に、学生達の今後の活躍を期待する学長の言葉で、今回の学長ティータイムを締めくくられました。



第4回共同教育学部1年次Ⅰクラス
令和2年11月19日(木)

 今回の学長ティータイムは、共同教育学部1年次Ⅰクラスの5名です。5人は、基盤教育科目「新入生セミナー」において「栃木県の義務教育」をテーマに研究を行い、学長にアンケート協力をいただいたので、今回は、そのお礼も兼ねて研究結果の報告に来てくれました。
 初めての学長室に緊張気味の5人。学長は出身地や志望動機などを尋ね、巧みな話術で場の雰囲気をほぐしていきます。学生達も徐々に話し始め、話題が1年生の現状になると、まっさきに出たのは授業のこと。もっと対面授業を受けたいという声が挙がりました。人と知り合う機会が少なく、学年でLineグループを作っているが、会ったことがない人が多いために顔が見えにくく、きっかけもないので、なかなか投稿できないとのこと。学長からは、「きっかけ」は何でもいい、何かしなければ始まらない、今回のことを投稿してみては?と提案され、学生達も「きっかけ」として学長ティータイムを活用する気になったようです。
 また、ある学生からは、今回の研究を通して、義務教育は小学校までにし、中学校からは職業教育に軸を移し、実践的な教育の合間に教養的な授業をオンライン(オンデマンド)で受けてどうだろうか?と考えたとのこと。学長はユニークな考えに感心しつつも、技能の為に教育をやっているわけではない、例えば、数学は生活の役に立たないと言われるが、数学は論理構造を学ぶためであり、物事を判断するために論理的に考えることは重要であると説明。学問それぞれに論理はあるので、色々な学問を学び論理的思考を育んで欲しいと話すと、学生達は納得していました。
 最後に、学生から「コロナが終息したら行きたい所は?」と尋ねられ、学長は「ギアナ高地のエンジェル・フォール」、「ウユニ塩湖」、「パタゴニア」の三カ所を挙げられました。関心がある方は、是非、調べてみてください。
 学長から、いい仲間を作り、色々な体験をして欲しい。そして、子供に寄り添う教員になって欲しいという言葉で、学長ティータイムを締めくくりました。



第3回理想の授業プロジェクト
令和2年10月27日(火)

 今回の学長ティータイムは、基盤教育科目「宇大生の宇大生による宇大生のための理想の授業」のSA(スチューデント・アシスタント)を務めた3名の2年生です。
 今年度は、teamsを使用してオンライン授業を行ったとのこと。グループディスカッションも電子付箋ツールApisnoteを利用しながら進めたそうですが、共同作業がしやすく、データ化もされるので、振り返りの際に役立ったそうです。学生達は、オンラインのメリットを活かし、効率的に授業を進めたようですが、同時にデメリットも感じたとのこと。例えば、話し出すタイミングが分からなかったり、別グループのディスカッションの様子を窺うことが出来なかったり、また、受講生同士の繋がりが薄く、コミュニケーションの取りづらさを感じたと話してくれました。
 学生達は、受講生に対し、受動的な姿勢ではなく、「質問すること」を行うよう積極的に働きかけたそうです。学長もこの方針には大いに賛同。「質問する」という行為は、思考を整理するのに非常に有効であると述べられました。そして、学生達が受講生に用意したテーマは、「SNSの誹謗中傷とどう向き合えば良いか」と「新型コロナウイルス禍における大学に払うお金」の二つ。「SNS」については、学長も、昨今のSNSトラブルについて、「意見=人格」と見なし意見が異なれば人格も否定して攻撃する人が一部にいるが、「批判的に見ること」と「批判する」ことは違う、意見は違えど相手の考えはきちんと認めなければならない、と述べられ、学生達も深く頷いておりました。
 また、学生達からは、オンラインで実施された学生FDオンラインセッション(主催:学生FD Cube)に参加し、他大学の学生や教職員と交流し、良い刺激になったとの報告がありました。
 最後に、学長から「大学に望むことは?」と問われ、「専門科目以外の教科をもっと受けたい!」「提出したレポートにコメントが欲しい」「他の人のレポートが読みたい」等々の要望が挙がりました。学長からは、教員に授業の感想や要望を積極的に伝えて欲しい、そういう声の一つ一つが「理想の授業」に近づくことになる、後輩達のために頑張って欲しいとの言葉で、学長ティータイムは終了いたしました。



第2回地域デザイン科学部1年生
令和2年9月25日(金)

 今回の学長ティータイムは、地域デザイン科学部1年生の2名です。フェイスシールドを着け、ソーシャルディスタンスを取りながら、対面で実施しました。
 「前期を終えて感じたこと」について8月下旬にアンケートを実施し、1年生を中心に86名から回答が集まったとのこと。その結果と寄せられた意見を報告したいと、学長ティータイムを申し込んだそうです。
 まずは授業のこと。「今一番大学に求めていることはなんですか」という質問に、一番多かった回答が、対面授業の開始に関することだったそうですが、学長が、後期の対面授業は対面でなければ教育効果が落ちてしまう実験・実習などから始め、大きな問題がなければ講義にも広げていきたいこと、宇都宮大学は県外から通学する学生も多く、栃木県内の感染状況だけではなく、近県の状況も注視しなければならないことなどを説明すると、学生達は、そこまで考えてくれているのかと、納得していました。次に施設利用の経費(施設設備費)を返還する可能性について意見が寄せられたことに対し、学長から、そもそも国立大学の学費は基本的に授業料のみであり、私立大学のように施設設備費を徴収していないこと、施設の整備は国からの予算で行うことが基本であり、私立大学とは成り立ちが違うと説明されると、思いもよらなかったようで驚いておりました。
 それから、関心の高いサークル活動について。学長から、完全な対面授業ではない現状ではサークル活動だけ全面再開はできないこと。しかし、後期からは大学の施設を利用しなければ活動が難しい団体や公式大会等の開催が迫っている団体など、必要度が高い団体から徐々に活動を認めること。また、大学のHP上に課外活動団体が新規メンバーを勧誘できるよう掲示板のようなものを設置準備中であると話がありました。
 学生から「社会が日常に戻っているのに、なぜ大学生だけ自粛しなければならないのか」と問われ、学長は、大学は非常にクラスターが起きやすい環境にあること、クラスターが発生した他大学の学生に対する周辺からの偏見・差別の例を出しながら、気持ちは十分に理解できるが、学生を守るために慎重にならざるを得ないことを話すと、学生も納得しておりました。さらに、「大学側から学生に対し何か要望がありますか」と聞かれ、学長から、一人一人が当事者意識を持ち、社会的責任があることを自覚し、責任ある行動を取って欲しいとのメッセージが伝えられ、学生達は深く頷いていました。
 最後に、学長から「コロナ禍ではあるが夢を失わないで欲しい。そのために大学も精一杯サポートする」という言葉で、学長ティータイムは終了しました。



第1回宇都宮大学公認課外活動団体
令和2年9月16日(水)

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、学長ティータイムは休止しておりましたが、この度、オンラインで実施することになりました。再開1回目は、課外活動団体の代表12名と「課外活動再開に向けた意見交換会」を行いました。
 現在の課外活動は、オンラインによる活動を除いて禁止となっています。しかし体育会系の代表からは、「団体競技なので個人練習にも限界がある」、「体育施設が使用できないと十分な練習ができない」、「学外の施設を借りて練習しているが、コロナ禍でアルバイト収入も減っており、費用を捻出するのが大変」、混声合唱団の代表からは「オンラインだと通信状況により音割れや遅れが生じ、声を合わせることが難しい」など、工夫を凝らして練習をしているものの、思うような成果を得られない現状や「「オンラインでは十分な新入生勧誘ができない」という各団体共通の懸案について報告があり、再開され始めたリーグ戦や大会などに「参加したい」との要望が寄せられました。
 学長は、各代表の話に熱心に耳を傾け、学生の報告に大きくうなずいていました。その上で、以下の方針が説明され、各メンバーが当事者意識と強い責任感を持つよう促しました。①今は授業も実験・実習など対面でなければ教育効果が落ちてしまうものから始めている段階で、リスクを考えると対面での課外活動(以下、活動と呼ぶ)も全面的再開は許可できない。②しかし後期のできるだけ早い段階から、徐々に再開を認める。③その際、まずは大学の施設等を利用が不可欠な団体や公式大会等の開催が迫っている団体など、必要度が高い団体から学内での活動を認める。④活動再開にあたっては、学生支援課が準備するオンラインの感染予防対策講習会を受講してもらう。⑤感染拡大のリスクを回避するため、学内・学外での団体としての活動回数には制限を設ける。⑥学内での活動は回数や時間等を学生支援課と団体が話し合い、各団体の利用スケジュールを作る。⑦活動終了後、3~4名を超える人数での会食やカラオケは絶対に禁止し、守られないようであれば全団体の活動を禁止する場合がある。
 また、新入生を勧誘できない悩みに対しては、大学のHP上に1年生と交流できる掲示板のようなものを設置するよう学生支援課に指示がありました。
 その後のフリーディスカッションでも、各団体からの質問や相談に一つ一つ丁寧に答えられ、疑問や悩みが解消された団体もあったようです。
 この意見交換会を前に、課外活動団体から60ページを超す資料をいただきましたが、良く整理されており、各団体の切実な思いが伝わってきました。今回の学長ティータイムに参加した代表達からも、"仲間のため""後輩達のため"に再開を願う、必死さが伝わってきました。課外活動は、授業とは別な形で豊かな人間性を育むものです。今回、その成果の一端を窺うことができました。
 最後に、次は対面での学長ティータイムに参加してほしいという学長の言葉で、会は終了いたしました。



平成31年度

第1回ものづくり国際交流活動2018年報告
平成31年4月8日(月)

 今回の学長ティータイムは、ものづくり国際交流活動に参加した工学部の学生6名です。
 マレーシアのマラヤ大学の学生を招待して実施した研修(7月)や、本学学生がマラヤ大学で実施した研修(9月)において、災害時に役立つものづくりをテーマに研修を行いました。
 研修は、マレーシア、韓国、台湾の大学生達とチームを組み、物資が滞る災害時の避難所で、工学的知見を入れながら、身近な物を活用して災害時に役立つものを作ったとのこと。何が必要か、限られた物資で何が作れるのか、アイディアを出し合い、意見を交わしながら、ものづくりに励んだ経験は何ものにも代えがたい経験となったそうです。
 招待研修やマレーシア研修での経験をもとに、2チームに分かれて寒冷地での災害に特化した研究を行い、その成果を第34回北方圏国際シンポジウムにて英語による口頭発表をしました。そのうち、"Basis research to prevent smartphone electrical discharge"は、優れた若手研究者を表彰する青田昌秋賞の選考では惜しくも2位となり、次回こそは1位を取りリベンジを果たしたいとの意気込みをお伝えし、学長からも熱いエールを送られました。
 最後に、「学生時代に読むべきお薦めの本は?」と質問を受けた学長は、研究者へ進むきっかけとなり、文化の多様性や価値観の違いに目を啓かされた、本多勝一著『アラビア遊牧民』、『カナダ・エスキモー』、『ニューギニア高地人』の三部作を挙げられました。本作は、本学附属図書館でも所蔵しておりますので、興味のある方は是非一読してください。
 学長のマレーシアでの研究活動の話を織り交ぜながら、ティータイムは終始和やかな雰囲気のまま終了いたしました。
 今回のティータイムを通じ、留学しようか迷っているという学生は、学長の話を聞き、留学することを決意したと語っておりました。

第2回新入生歓迎・学祭実行委員会
平成31年4月24日(水)

今回の学長ティータイムは、新入生歓迎・学祭実行委員会の学生2名です。
 新元号になった最初の学祭は、11月23日(祝・土)~24日(日)に開催され、今回で71回目を迎えます。
 企画については、現在、調整中とのことですが、今回は、検討中の企画案の一部を披露してくれました。
 学祭と言うと、各部・サークル等の特色を活かした発表やイベントがある一方、活動とは全く関係のないイベントや飲食系の店の出店等、種々雑多な企画があります。それが"学祭らしさ"とも言えるのですが、今回は、その混沌とした学祭を貫く企画を立て、統一感を出したいとのこと。宇都宮大学には文系学部、理系学部、そして文理融合学部があるため多様なことを学べること、各学科の特長を知ってもらいたい、という思いから、学科ごとの学びの発表を企画しているとのことでした。
 また、今年はより一層学祭を盛り上げるため、学祭前日にも何か出来ないか検討中であり、さらに、斬新なアーチを作成する計画がある等々、ひと味違った学祭にしようという意気込みが伝わってくる説明でした。
 しかし、企画案もまだまだ固まっておらず、課題も多いとのこと。学長からは、課題を解決するために関係者間を調整する経験は、将来、必ず役に立つと励まされ、また、経験に裏打ちされた助言に、実行委員も得るものが多かったようです。
 降っていた雨もいつの間にか上がり、ティータイムは、学長の激励の言葉で締めくくられました。

第3回Action宇大
令和元年5月27日(月)

 今回の学長ティータイムは、Action宇大の学生3名です。
 Action宇大は、栃木県内の学生達に「自分づくり」の機会を提供することで、目的ある学生生活を追求し、さらに、人材育成の面から栃木県の地方創生に貢献することを目的に、2018年に設立されました。
 自分を見つめ直し、磨くことで将来のビジョンを持つようになり、成長した学生が社会に出た時、地域をつくり、また、支える人材となる。そのような考えに基づき、学生達に「自分づくり」のきっかけとなるよう、例えば、様々な分野で活躍している宇大生をゲストに迎えたトークイベントや、大学生活を有意義なものとするために、大学はどのような所か、どのようなことを学ぶのか、といった大学の価値を高校生に伝える出張講義を東京の諸大学生とコラボレーションして実施したそうです。
 定期的にイベントを開催し、徐々にリピーターも増えているそうですが、目下の悩みは、いかに集客するかということ。参加すれば、その面白さは実感してもらえるのだが、「来てもらう」までの難しさに直面しているそうです。これには、学内イベントの集客に関心を寄せる学長も大いに共感。今回、対策を話し合ううちに、どうやら解決への糸口を得たようでした。
 最後に、今年の入学式で学長が述べた「宇都宮大学は日本で一番学生を大切にする大学」について知りたいという要望がありました。「大学は1人1人に向きあった教育をしなければならない、研究をベースにしながら人を育てる、大学は学生(人)を育てるためにあるんだ」という学長の言葉に、地域づくりに貢献できる人材を育成したいと考えている学生達は、深く感銘を受けたようでした。
 令和元年の最初の学長ティータイムは、「人材育成」という未来を創る話題に終始し、和やかなうちに終了いたしました。

第4回「宇大を学ぶ」受講生
令和元年6月28日(金)

 今回の学長ティータイムは、基盤教育科目「宇大を学ぶ」を受講している4名の1年生です。「宇大を学ぶ」は、宇都宮大学について理解を深めるためのグループ学習を通して、学生生活を送る上で重要となる学生同士の学び合いについて理解を深め、その方法を実践的に学びます。今回は、その学習の一環として、学長へインタビューをすることになりました。聞きたいことが盛りだくさんな学生達。早速、質問開始です。
 最初は「宇都宮大学の今の強みは?」という質問。それに対し、学長が発した言葉は「Small is Beautiful」。イギリスの社会学者であるエルンスト・シューマッハーの著作名を引用しながら、小さいことのスケールメリット、宇都宮大学は大きな大学ではないけれども、教員間、学生間、そして教員と学生がほどよい距離を保っており、それは所属学部を超えて繋がりやすく、そこから新しいものが生まれる可能性がある、小さいことは逆に大きな強みである、と説明されました。
 次の質問は「どのような人材を育てていくか?」。「ジャガイモのような人間を育てたい」という学長の言葉に、学生達は、一瞬、きょとん。「ジャガイモは、決してカッコイイ野菜ではないが、多くの料理に必要とされる。見かけだけではなく、中身の伴った人を育てたい」という説明に納得したようで、大きく頷いていました。
 次は、「今、広報として発信したいことは?」という質問。これには、今、一番のホットな話題、日本経済新聞社が実施した「人事が見る大学イメージ調査」で宇都宮大学が全国6位、関東・甲信越地域で堂々1位となったことを挙げ、宇都宮大学が良い人材を育てていることを積極的に広報したいと述べられました。
 学長は体験談やユーモアを交えながら一つ一つ丁寧に対応し、学生達も真剣にメモを取っていました。
 最後に、「宇都宮大学の今後の目標は?」と聞かれ、学長は「宇大が社会から本当に必要と思われる大学にすることが目標」と回答。「宇大を未来永劫残したい」という強い言葉で、学長ティータイムは締めくくられました。

第5回「ラーニング・コモンズ」学生スタッフ
令和元年7月16日(火)

 今回の学長ティータイムは、「ラーニング・コモンズ」学生スタッフの2名です。
 「ラーニング・コモンズ」は、アクティブ・ラーニングを推進するため、学生による主体的な課題発見・解決に向けた話し合い学習を支援するために設置された施設です。
 学生スタッフは、部屋の管理や環境整備の他、学生相談や主催事業の企画・運営を行っており、4月には生協の学生委員会や他サークルと協力して「新入生相談会」を実施。授業や履修登録、アルバイトやサークルのことなど、新入生の相談に応じたそうです。
 この他にも、読み終わった本を「おすすめ本」として紹介し、交換し合う「おすすめの本を交換しよう!」や映し出されたスライドをアドリブでプレゼンする「パワポ・カラオケ」など、積極的に活動しているのですが、目下の悩みは4年生が抜けてスタッフが減ってしまったこと。いかにスタッフを増やすか、また、いかに集客するかが課題とのこと。学長からは、「人数が減ったら、それに対応した企画の立て方はある」、「あそこに行けば、いつも何かをやっている、そう思われることが重要。気どらない定期イベントをやってみてはどうか」等々のアドバイスを受けていました。
 また、ラーニング・コモンズは学修のためであれば飲食を認めていますが、ゴミを分別せずに捨てる人が後を絶たないそうです。分別の仕方を記した蓋を作成しゴミ箱にかぶせるなど、工夫を凝らして呼びかけているものの、分別廃棄が徹底されていないとのこと。現在、ゴミ問題にも取り組んでいることを話してくれました。
 ゴミ問題から昼食の場所問題等々、話題は多岐にわたり、学長は、問題に対する学生の取組について、熱心に耳を傾けていました。
 ラーニング・コモンズは、学生が主体的に動き出すきかっけとなり得る重要な場所、今後の活躍を期待する言葉で、学長ティータイムは締めくくられました。

第6回Utsunomiya International Peace and Justice(UIPJ)
令和元年7月23日(火)

 今回の学長ティータイムは、国際平和に関する研究を行うサークル、Utsunomiya International Peace and Justice(宇都宮国際平和と司法研究会:UIPJ)の5名です。
 UIPJの3年生3人は、5月に神戸大学で開催されたグローバル・ガバナンス学会のポスターセッションにおいて、「国連PKOが展開しているにも関わらず、多くの文民が犠牲になっているのは何故か?」という疑問から、コンゴ民主共和国を事例として取り上げ、「文民の保護の規範性に関する考察-MONUSCOにおける遵守ギャップに着目して-」と題したポスター報告を行いました。報告では戦略レベル(国連安保理による文民保護戦略)と戦術レベル(実際に展開している国連PKO活動)のギャップに着目し考察したことで、見事、学部生の部で学会奨励賞に選ばれました。
 学長にポスターセッションの感想を聞かれ、問題提起はしたが解決策は?と問われて答えに窮したこと、万全の体制を整えて発表に挑んだと思っていても、的確に答えられずに忸怩たる思いを抱いたこと、などを話してくれました。論文や著書でしか知らなかった諸先生方を前に発表し、質問や意見をいただいたことは、学生達にとって良い経験になったようです。
 学会で報告した3人はUIPJの顧問も務めていた国際学部の藤井広重教員の研究室に入り、今夏、オランダのハーグでのゼミ合宿に参加するとのこと。ハーグは平和と司法の街と呼ばれているように、多くの国際機関が集まっており、ゼミ合宿では国際刑事裁判所の裁判官との面会も予定されているそうです。まさにこれまでのUIPJでの学びを現場で体感できることに、学生達はとても楽しみにしているようでした。「現場に行って感じたことは一生残る」と、現場主義をモットーとする学長は、自身の経験談を交えながら現場へ赴くことの有用性を話してくれました。UIPJの次なる取り組みは、グローバル・ガバナンス学会で知り合った筑波大学の院生を講師に迎えて公開研究会を2年生が中心となって8月に実施する予定であったり、2年生と3年生の混成チームで国際赤十字委員会主催の国際人道法模擬裁判大会の国内予選会に参加したりするとのこと。UIPJの人脈や活動は広がっており、「一つ一つの活躍が大学の評価となり、ひいては後輩の評価に繋がる」と、後進へ繋がる活躍を期待する学長の言葉に、学生達も身が引き締まったようでした。
 最後に、表彰状を手に記念撮影をし、学長ティータイムは終了いたしました。

第7回理想の授業プロジェクト
令和元年10月23日(水)

 今回の学長ティータイムは、基盤教育科目「宇大生の宇大生による宇大生のための理想の授業」を昨年度に受講し、今年度の授業に有志学生としてSA(スチューデント・アシスタント)を務めた3名の2年生です。
 この科目は、有志学生が「こういう授業を受けたい」という学生目線でテーマを選び授業を進行する学生発案型授業です。そのため、普段なら講義で取り扱わないテーマも取り上げられることがあるそうです。今回の3人が選んだのは、人権、沖縄の基地問題、農村と都市の関係、それぞれの経験や関心を踏まえた三者三様のテーマでした。そして、担当教員の指導の下、シラバスを作成し、約1年間の準備期間を経て実際の授業を行ったのですが・・・。
 学長に感想を問われた3人。「当たり前」を疑うこと、社会問題に対して当事者意識を持つこと、他者の視点で物事を考えらようになって欲しいと、受講生の常識を揺さぶるような質問を設けたり、基地のある暮らしや農村の現状を紹介したり、テーマに沿ってディスカッションを重ねたそうですが、自分の狙いがうまく伝わらずに表面的な理解で終わったしまった、というのが3人の共通した感想でした。どうやら教えることの難しさを実感した様子。学長からは、1、2回で人に何かを伝えることは難しい。しかし、沖縄のことや農村のことなど、現場の感覚を持った人が伝えることは非常に重要なこと、現場の話を聞くことで想像力を働かせ、それによって当事者意識を持つことができる、今回の試みを通して、受講生も何かを気づくきっかけになったのではないか、と教える立場の先輩としての言葉に、学生達も頷いていました。さらに、島根県立大学や北翔大学で開催された学生FDサミットに参加し、ポスターセッションで「理想の授業」の取組紹介をしたり、他大学の学生・教職員と「大学をより良い学びの場にするにはどうしたらいいか」ということについてディスカッションを行ったりしたことを通じ、様々な学びを得たことを報告しました。
 最後に、学長から、高校までは知識を学ぶが大学は知識だけでなくその使い方、知識をどう社会に活かせるかを学ぶ所、そのために現場の感覚を持つことを大切にして欲しいとメッセージを送られ、学長ティータイムは締めくくられました。

第8回~ 宇都宮LRT学生団体 ~
令和2年3月13日(水)

 今回の学長ティータイムは、宇都宮LRT学生団体の3名です。
 次世代型路面電車LRT(Light Rail Train)は、騒音や振動が少なく、また、床が低く平らな車両のために乗り場との段差や隙間がほとんどない、人と環境にやさしい公共交通と言われています。2022年に宇都宮市に開業予定で、宇都宮LRT学生団体は、LRTの啓発活動やLRTを軸に地方都市の持続可能性やまちづくりについて議論・発信を行っており、宇都宮市主催の「宇都宮市大学生によるまちづくり提案」では、2018年は第3位、2019年は奨励賞を受賞したそうです。
 LRTを通して環境問題に取り組む学生達に対し、学長は、環境問題に向き合う姿勢として広く使われてきた「Think Globally, Act Locally」という言葉を引き合いに出し、理念を大上段に構えて言うだけでは人は離れてしまう、まず、自分達はどうしたいのかを考え、同時に、自分ができることを考える。自分でもできるような小さな試みの積み重ねが持続可能な社会づくりに繋がっていくのではないか、と助言。学生達はメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。
 次に、学生達から専門分野の違う学生と繋がりを広めていくにはどうしたらよいかと相談され、学長から、異なる活動をしている団体や専門分野の人と接することは、自分の常識のレベルを上げることであり、そういう意識を持つことは大切なこと、教員は他大学の教員とネットワークがあるので、遠慮せず相談してみたらよいのではと、アドバイスをいただきました。奇しくも宇都宮LRT学生団体はほとんどのメンバーが卒業・修了してしまい、メンバーを募ることは喫緊の課題とのこと。他団体や異なる専門分野の人と繋がるということは、宇都宮LRT学生団体の今後の活動の方向性に一つの示唆を与えたのではないでしょうか。
 最後に、人との繋がりはとても重要、仕事をする上でも「金脈」より「人脈」、「人脈」を大切にして欲しいという学長の言葉で、学長ティータイムは締めくくられました。

平成30年度

第1回学生提案型授業開設
のプロジェクトメンバー2期生平成30年7月9日(月)

今回の学長ティータイムは、平成30年度基盤教育科目「宇大生の宇大生による宇大生のための理想の授業」の立案に関わった2名の学生さんです。
基盤教育センターの桑島先生・石井先生のもと、昨年度10月くらいからミーティングを繰り返して立案作成した講義案を学長に説明させていただき、ご意見をいただけたらということで、今回申し込んでいただきました。
第1回から第7回までの講義内容を企画した学生さん自身より、説明を受け、学長からは、学長ご自身の学生時代の話も交え「話し合いのスキルを学ぶことも大事だが、まじめに話が出来る機会を得ることも重要。相手の立場に立って、物事を相対的に見られるよう人間力を成長させていってほしい。」と激励の言葉があり、終始和やかムードなティータイムとなりました。

第2回学生起業ベンチャー「アグクル」(農学部学生)平成30年10月5日(金)

今回の学長ティータイムは、本学の農学部農業経済学科に在籍しながら、ベンチャー企業「アグクル」を起業した3名の学生さんです。
「アグクル」は、食や農に存在しているギャップ(社会課題)を発見し、事業によって平らにし、なめらかなアグリカルチャーを醸していくことをミッションに掲げ、今年の5月に設立。赤ちゃんの便秘解消や食欲増進のための調味料に発酵食品"糀"を使用した商品を開発販売しています。
ティータイムは、学長から、起業しようとしたきっかけや将来のビジョン等質問があった後、学生からも積極的に学長が思うリーダー論について質問が上がる等、質疑応答が絶えない時間となりました。
最後に学長から、「人生で大事なのは、夢・大志・野望を持つことが一番重要であり、それを大事にしてほしい。」とエールが送られました。

第3回剣道部平成30年11月12日(月)

今回の学長ティータイムは、剣道部の学生3名です。
平成30年度に行われた「第67回関東甲信越体育大会」において、女子個人第1位・女子団体第2位・男子団体第3位の成績を引っ下げて、報告に来てくれました。
学生からは、剣道を始めたきっかけや有段試験の内容、また、学生生活を送るに当たって、今年度は武道場の改修もあり、大学の設備が綺麗で満足していることなどを話してくれました。
学長からは、もし本学への要望等気付いたことがあったら、いつでも連絡をもらえれば、検討して、学生生活環境改善など、様々な形で支援していくとの激励を受け、とても有意義な時間となりました。

第4回宇都宮大学3C基金「齋藤 裕 奨学金」受給者平成31年1月18日(金)

今回の学長ティータイムは、平成30年度齋藤裕奨学金を受給されている学生4名です。今年度、齋藤裕奨学金の受給を受けて、学長に研究内容等を報告しに来てくれました。
齋藤裕奨学金は、故齋藤裕氏が日本の科学技術の発展のために、世界を舞台に羽ばたく人材を育てる手助けをしたいとの思いから、寄付いただいた奨学金です。
学長は、先輩研究者として、学生の皆さんの研究内容や苦労話を、時折メモを取られる程、真剣に聞き入り、ご自身の苦労話やアドバイスをされるなど、大変有意義な学長ティータイムとなりました。
学生の皆さんが、さにらに研鑽を積み、日本の科学技術をリードする人材として活躍されることを楽しみにしております。

第5回国際学部学生平成31年2月13日(水)

今回の学長ティータイムは、国際学部国際文化学科に所属する2名の学生です。宇都宮大学におけるセクシャルマイノリティー(LGBT)への対応や、それらに関連する自分たちの活動について、石田学長とお話がしたいということで、ティータイムに申し込んでくれました。
お二人は、LGBTであることを個性として捉え、当事者としての自分たちの生き方等を発信していくことを通して、LGBT等に関心を持つ人が増え、結果、社会が変わるためのきっかけになればと熱い思いを語ってくれました。
石田学長からは、「大学でも今後のお二人の活動を可能な範囲でサポートしていきたい」と激励の言葉があり、大変充実した学長ティータイムとなりました。

第6回学内ワークスタディ
「学内環境改善アンケート」実施学生平成31年3月18日(月)

今回の学長ティータイムは、学内環境等をより良くするため、学生による学生へのアンケートの企画、実施、集計、報告書作成を行ってくれた学生の皆さんです。
皆さんは、修学支援課で募集を行った学内ワークスタディ事業に参加し、今後の学内環境等の整備等に役立てるとともに実施した学生の職業意識・職業観を育むことを目的として12月末~3月にかけて「学内環境改善アンケート」を実施してくれました。この度、アンケート結果がまとめられ、報告書として作成したので、代表学生による報告を学長に行っていただきました。
報告では、アンケート項目を決めるプロセスや集計結果を踏まえた提案等の説明を受け、学長からも課題の一つ一つにコメントをいただくとともに、機会があれば、学生による授業全般に対してのアンケートの実施も検討して欲しいとの話もあり、予定時間を超過しても尽きない、有意義な報告会となりました。
学内環境改善アンケート報告書

平成29年度

第1回グローバル・サミット・オブ・ウィメン
東京大会特別招待平成29年5月30日(火)

本日の学長ティータイムは、大学院農学研究科修士2年の林美紗さんです。
林さんは、グローバル・サミット・オブ・ウィメン東京大会にヤングリーダー特別招待者として、5月11日(木)~13日(土)に参加されました。
グローバル・サミット・オブ・ウィメンとは、先進国から新興国まで世界80カ国以上のビジネスリーダーや閣僚など世界的な女性リーダー約1,000人が一堂に会し、「女性と経済」をテーマに、その解決策やアクションについて議論する世界有数の国際女性会議です。林さんは、「女性の社会進出推進を議題とした、各国の名だたるリーダーたちによる演説やプレゼンの仕方なども大変勉強になり、今までにない刺激を得られたことや、グローバルでバラエティ性あふれるたくさんの人とも出会うことができ、とても楽しかった」と参加された感想を話されていました。
学長、藤井理事からは、「とても良い経験を積まれ、今後の活躍を期待している。林さんのように、前向きに人生を切り拓いて行こうとする若者を見ると、とても嬉しく応援したくなる。」との激励の言葉がありました。
また、「今回の経験について、報告会などを通し、少しでも回りの若者と共有して頂きたい。」とのお言葉もあり、とても有意義な学長ティータイムとなりました。

第2回弓道部学生平成29年7月18日(火)

今回の学長ティータイムは、弓道部 に所属する3名の学生さんです。
今年、開催された「第25回関東学生弓道選手権春季トーナメント決勝大会」において、男子団体で3位入賞と「第1回栃木県大学弓道選手権大会」において、男子団体・女子団体共に優勝、さらに個人戦でも男子・女子共に優勝したことなどを学長にご報告したいということで申し込んでくれました。
ランチをしながら、大会の結果、サークルの活動状況だけでなく、矢の安いものと高いものの違いや、将来の夢など話題の絶えない学長ティータイムとなりました。
学長からは、「守りの人生になったら、負けだ。どんどんチャレンジしていってほしい。これからも3C精神を忘れずに頑張ってほしい。」と激励の言葉があり、大変有意義な時間となりました。

第3回学生提案型授業開設のプロジェクトメンバー平成29年9月7日(木)

今回の学長ティータイムは、今年度9月に開講される「宇大生の宇大生による宇大生のための理想の授業」の立案に関わった5名の学生さんです。
基盤教育センターの桑島先生のもと、立案作成した講義案を学長に見ていただき、意見をいただけたらということで、今回申し込んでいただきました。
第1回から第8回までの講義内容をそれぞれ企画した学生さん自身より、説明を受け、学長からは、「とても良い試みであり、是非発展させていってほしい。これからも新しいことにどんどんチャレンジしてほしい。」と今後の活動への期待と激励の言葉があり、有意義なティータイムとなりました。

第4回地域デザイン科学部1年生平成29年9月25日(月)

本日の学長ティータイムは、学生団体"とちキャン倶楽部"に所属している地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科1年生の3名の皆さんです。
皆さんは、メディアに関わる活動を自ら考案・企画し、実施しており、この度、宇都宮ブランド推進協議会主催「宇都宮市民プロモーション支援事業」に応募し、宇都宮市のシティープロモーションのビデオを制作することになったとのことで、宇都宮市のシティープロモーションビデオ制作の経緯や企画、ストーリー、学長本人への出演の依頼もあり、学長室へお越しになられました。
学長からは、皆さんの活動は、宇都宮大学スピリット=3C精神を体現しており、このような学生の活動は励ましてあげたいと激励の言葉があり、宇都宮大学自体の広報にもなるとの思いから、出演を快諾することとなりました。この他にも大学生活全般について、忌憚のない意見交換が行われ、日頃の学生生活の様子が伺える有意義なティータイムとなりました。

第5回in カセサート大学平成29年10月17日(火)

本日の学長ティータイムは、カセサート大学に交換留学中の国際学部3名の皆さんです。
皆さんは、今年7月に約1年間の予定で大学間交流協定を締結しているタイのカセサート大学にタイの文化や語学等の習得のため留学しているとのことです。
本学がカセサート大学にサテライトオフィスを開所するにあたり、学長が開所式に出席するタイミングに合わせて、現地で学長ティータイムを実施しました。
学長から、皆さんへ留学の経緯や生活の様子、タイの学生と日本人学生の違い等の話を伺いながら、学長が研究者として、タイをフィールドに活動していた頃の話やその当時のタイの様子などの話をするなど、話題の絶えない時間となりました。皆さんからも、将来の夢や仕事への希望、大学生活全般についての話があり、忌憚のない意見交換が行われ、日頃の留学生活の様子も伺える和やかなティータイムとなりました。

第6回陸上部学生平成30年1月11日(木)

今回の学長ティータイムは、陸上部 に所属する3名の学生です。
平成29年度に行われた「第66回関東甲信越体育大会」において、女子1500m優勝・800m2位、男子走高跳3位、男子やり投3位に入賞をしたことを学長にご報告したいということで申し込んでくれました。
お茶をしながら、部の活動状況だけでなく、本年の目標、希望進路など話題の絶えない学長ティータイムとなりました。
学長からは、「プレッシャーの中、あきらめずにやり遂げることが大切」などの言葉があり、有意義な時間となりました。

第7回トビタテ!留学経験者平成30年1月29日(月)

今回の学長ティータイムは、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムという日本政府の海外留学用奨学金を利用して留学した3名の学生です。この奨学金は、意欲の高い学生を官民協働で支援するべく平成26年度に新設されたもので、これまで15名の宇大生が採択されています。
3名の留学先はカナダ、ニュージーランド、ヨルダンとドバイと様々で、留学中の経験やそこから学んだこと、将来の進路についてお話しました。石田学長からは「みなさんは宇大の3C精神を体現していると言える」と激励の言葉をいただきました。また、3人中2人が海外の大学院への進学を考えているということもあり、日本の基礎研究の将来や学生のあまり知らない大学のお財布事情といった話題でも盛り上がりました。近日開催予定の国際交流イベント用に、急遽お願いして学長と動画撮影を行う一幕もあり、終始和やかで有意義な時間となりました。

第8回大学広報関連サークル平成30年2月20日(火)

今回の学長ティータイムは、大学広報関連サークル等(企画広報課学生スタッフ"UU-PRAS"・宇~太LOVE委員会・COC+学生協力スタッフ)に所属し、大学の広報に積極的に協力してくれている6名の学生が参加してくれました。
企画広報課学生スタッフは、学生作成の大学広報フリーペーパー「うーたす!」の作成を中心に活動しています。宇~太LOVE委員会は、キャラクター「宇~太」の活動をとおして宇大のイイトコロを学内外に伝えていくチームです。COC+学生協力スタッフは、COC+事業の「とちぎ」を伝えるフリーペーパー「しーたす!」の制作や、Webマガジン『18歳からの「とちぎ仕事学」』の編集制作に協力している学生スタッフです。
ティータイムは自己紹介から始まり、これまでの広報活動でのエピソード・悩みや学生生活をとおした宇大への思いなど話題は多岐にわたりました。皆さんアクティブな学生で、終始和やかなムードの中活発な発言があり大いに盛り上がりました。学長からは「今後の宇都宮大学をよりよくしていくためにどうしてほしいか」との質問があり、意欲的な意見も寄せられ大変有意義なティータイムとなりました。

第9回育志賞受賞者平成30年3月12日(月)

今回の学長ティータイムは,工学研究科後期課程2年生の熊谷幸汰さんです。本年度,「育志賞」という大変名誉ある賞を受賞されました。「育志賞」は、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として、平成21年に天皇陛下から御下賜金を賜り創設されたものであり、本学からは初めての受賞です。学長も「後輩の励みになる」と受賞を大変喜ばれました。
熊谷さんは,裸眼で見える3D技術の研究をされていて,最初は個体を使ったものから取り組み,現在は気体・液体を使っての3Dの研究をされているとのことです。将来はアカデミック関係(研究業)を目指しているということで,学長からは「一度は外(学外)にでて鍛えるのも大切」や「研究に行き詰まっても,駄目でもよいから真っ直ぐ進んでみる」など,研究者の先輩としてアドバイスを送られ,大変有意義なティータイムとなりました。

第10回栃木県出身のプロ将棋棋士平成30年3月12日(月)

今回の学長ティータイムは,平成30年4月1日よりプロ棋士になることが決まった教育学部総合人間形成課程4年生の長谷部浩平さんです。平成29年度に日本将棋連盟の奨励会3段リーグを勝ち抜き,栃木県では,佐野市の故永沢勝雄八段以来二人目で戦後は初めてのプロ棋士となりました。
3段リーグで,1期目で振るわなかった成績からの快進撃を果たしたことについて,学長から「何を改善されたのか」と尋ねられましたところ,メンタリストとのメンタル面の強化,コンピュータAIを使った技の研究,食事等の生活習慣の見直し等,「心・技・体」すべて改善を図ったとのことです。
プロ棋士になってこれからの新生活や地元への恩返しに悩みがあったところ,学長からは「良い成績をあげ,大きく羽ばたくことも地元への恩返しになるのではないか」とアドバイスを送られ,終始話題の絶えない和やかなティータイムとなりました。

平成28年度

第1回農学部学生平成28年6月2日(木)

今回の学長ティータイムは、農学部森林科学科 に所属する2名の学生さんです。お二人は、「宇大を学ぶ」という授業を履修していて、宇都宮大学や学部の歴史などを調べるうち、ぜひ学長にもインタビューしてみたいということで申し込んでくれました。
学長からは、ご自身が農学部で研究を行っていた頃の体験談や、前学長と考えていた新構想を形にしたいと思っていることなど、様々なお話しをしてくださいました。
学生さんお二人からは、学長は厳格なイメージがあったが、こうして直接話をしてみると笑顔が優しく親しみやすい方だったと感想がのべられ、とても和やかな時間となりました。

第2回留学生支援アプリ(堀尾研究室)平成28年6月14日(火)

今回の学長ティータイムは、工学部の学生さんが授業の一環で留学生を支援するためのアプリを作成し、そこに農学部や工学研究科の学生さんも加わり、北海道紋別でのシンポジウムで発表を行ったことを学長にぜひ報告したいということで、ティータイムに 申し込んでくれました。
アプリ作成の経緯や苦労話、海外への留学経験もあるメンバーからは留学したことで感じた事、皆で何かを作り上げることの楽しさを知ることができた事などが話題となり、
学長からもご自身の海外での経験談や、今後の活動への期待と激励をいただき、有意義なティータイムとなりました。

第3回宇都宮大学放送研究会平成28年7月11日(月)

今回の学長ティータイムは、「宇都宮大学放送研究会」を立ち上げたいと考えている2名の学生さんです。
小学校から高校まで、お昼の時間に校内放送で音楽を聴いたりした経験がある方は多いのではないでしょうか? お二人は大学にはそれが無いと思い、だったら放送研究会を自分達で立ち上げ、ネットラジオの配信など学生主体の番組を作りたいと考えているということで、学長の意見を聞いてみたいと今回ティータイムに申し込んでくれました。
学長からも、自分たちで一から始めることは困難が多いが、何でもやるなら全力投球で!とエールがおくられました。
まだまだ手続き上の問題や準備に時間がかかるとのことですが、いつか大学内の放送で学長のラジオコーナーが始まる日がくることを期待しています。

第4回宇都宮大学基金齋藤裕奨学金受給決定者平成28年7月29日(金)

今回の学長ティータイムは、平成28年度に齋藤裕奨学金の受給が決定した3名の皆さんです。
学生の皆さんからは、それぞれの研究分野や内容についての説明、研究での苦労話や宇都宮大学について思っていること・感じたことなどをお話いただきました。
学長も皆さんの研究内容などに興味津々で、いろいろと質問をしながらご自身の大学院生時代の研究や留学時の経験談をお話いただき、先輩研究者として、また、人生の先輩としての様々なアドバイスがありました。皆さんの今後のご活躍を楽しみにしています。

第5回学祭実行委員会平成28年10月18日(火)

今回の学長ティータイムは、学祭実行委員会の3名の皆さんです。
学祭実行委員会は、現在1~4年生まで合わせて123名が所属しており、2年生を中心に、11月19日(土)・20日(日)の2日間に開催予定の大学祭に向けて、現在、企画準備やパンフ作成など、日々準備に追われている状況とのことです。
学長からは、新しいことにチャレンジするのは大変だがわかる楽しさがあること、時間がない中で難しい事もあると思うが、力を合わせて頑張ってほしいとの激励がありました。

第6回学生国際連携シンポジウム学生実行委員平成28年11月29日(火)

今回の学長ティータイムは、12月12日(月)に開催予定の「宇都宮大学学生国際連携シンポジウム」学生実行委員の6名の皆さんです。
このシンポジウムは例年国際学部が主体となって開催されており、今年は『「越境する」生き方』をテーマに、ペルーや南米と何らかの繋がりを持つ学生さん達が実行委員として集まり、開催の準備を進めています。
皆さんからは、南米への留学の経験談や、ペルー出身留学生の宇都宮へ来ての感想などを話していただき、学長からは、今後は国内にいても海外に行くとしても外国人との交流は必須となる時代で、学生の皆さんのこれまでの経験を生かして、相手が困っていることや心配なことを理解してあげてほしいとのお話がありました。
最後に学長から、今年のシンポジウムの開催が成功するよう激励をいただき、また、このシンポジウムがこの先、全学部にまたがったシンポジウムとなってほしいとの要望があり、大変有意義なティータイムとなりました。

第7回農学部農業環境工学科平成29年3月22日(水)

本日の学長ティータイムは、農学部農業環境工学科に所属する2名の学生さんです。
お二人には、学位記授与式を間近に迎えるなか、学長との懇談に来ていただきました。
懇談では、進路・就職活動の話や大学生活全般について、忌憚のない意見交換が行われました。中でもお二人が昨年の初夏頃に気になっていたという「学内で蝉の幼虫が歩行者や自転車に踏まれている。」との話を学長も気にされ、次の夏前には『注意喚起!?気をつけよう』といった趣旨の掲示をしたいと約束をされました。
今年度最後の学長ティータイムは、終始、和やかな雰囲気でのティータイムとなりました。