藤井広重研究室の学生たちがエチオピアで大使公邸、アフリカ連合、国連、ヨーロッパ連合等に訪問しました

 国際学部藤井広重研究室の学生たちは、3月10日（日）から16日（土）までエチオピア・アディスアベバにてフィールドワークを行いました。アフリカ連合では、アフリカの紛争の最前線で平和と安全のために働く専門家達と面談し、エチオピアにある国連やヨーロッパ連合では、アフリカ域内での紛争に対し、アフリカ連合や当事国とどのようにパートナーシップを形成しているのか話を伺いました。また、アフリカの調査機関やアディス・アベバ大学平和と安全保障研究所の所長との意見交換の機会にも恵まれました。

 参加した学生は、「面会させていただく方々が、ニュースでコメントが取り上げられるような専門性の高い素晴らしい方ばかりなので質問する際はとても緊張した。夜も眠れないほど準備に準備を重ね、こんなに考え抜いた時間はこれまでなかった。上手に質問をすることができなかった時もあり、悔しい思いもあるが、忘れられない時間となり、このような素晴らしい機会は絶対に今後の自身のキャリアにつなげなければならないと思う」と強い決意を述べました。

 エチオピア滞在中には、アフリカ連合日本政府代表部の中川勉大使に公邸での食事会にお招きいただき、同時期にエチオピアを訪問されていたアフリカの角地域担当の清水信介大使にもお目にかかり、アフリカの情勢だけではなく、外交官としての仕事のことなど様々なお話をうかがうことができました。なお、エチオピア滞在中には、国際学部の卒業生でアフリカ連合日本政府代表部で専門調査員として活躍中の福原玲於茄さんに様々なサポートをしていただき、先輩のようになりたいと話す学生たちの姿も印象的でした。

 エチオピア・フィールドワークに参加した学生は、3月27日（水）に開催される「国際学部公開セミナー：子どもの国際人権ワークショップ」に参加します。エチオピアでの詳しい話を聞いてみたい高校生や令和6年度入学生の皆様も、ぜひこちらのワークショップにご参加ください。


日時：3月27日（水）13:00～15:00
対象：令和6年度入学生、高校生 ※保護者の方には控室をご用意します
参加費：無料
参加定員：30名
場所：峰キャンパス
ワークショップの詳細はこちらから

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